これから就職しようという方へ

医療事務を目指すなら
診療報酬請求事務能力認定試験を受験しませんか?

「実力の証・確かな認定」
 診療報酬請求事務能力認定試験(以下、「認定試験」という。)は、診療報酬請求事務に従事する者の資質の向上を図るため、公益財団法人日本医療保険事務協会が実施する全国一斉統一試験です。

診療報酬点数表の理解が基本

  • 医療事務の重要な仕事は医療機関での診療報酬請求事務です。
    診療録(カルテ)からレセプト(診療報酬明細書)の作成を行う診療報酬請求事務は、厚生労働省が定めた診療報酬点数表により行うため、医療保険関係各法の理解や法律・通知の読解力をベースに医療に関する幅広い知識を備えるなど専門性が高いスキルが必要です。
  • 診療報酬点数は通常2年に1度の法律改正で改定されます。このため最新の点数表を知る必要があります。また、様々な要件により診療報酬の算定方法が異なります。この算定が正確に行われることは、医療機関にとって重要なことです。医療事務を目指す方には、まず診療報酬点数表の理解が基本となります。

診療報酬請求事務能力認定試験が目指すもの

 当試験に合格するためには、医療事務で必要な知識とレセプト作成の能力が要求されます。自分の実力を確かめるために、認定試験にチャレンジしてみてはいかがですか? 当試験に合格された方は、これから就く医療事務業務に対して大きな自信がつくことでしょう!
 勤務先となる医療機関等の皆様からは、合格した者が高いレベルの能力を有していると評価をいただいています。当協会では合格された方が医療機関等において能力を発揮し評価され、これにより医療事務のスキルをさらに磨き続けられることを目指しています。

全国一斉統一試験(医科及び歯科)

 認定試験は医科と歯科があります。それぞれ学科と実技の問題が出題されます。全国一斉統一試験として全国17会場で実施しています。

(試験概要)

受験手数料
 9,000円(消費税込)
出題範囲等
 出題範囲は受験案内に添付の「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」のとおりです。なお、試験会場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由です。

試験日・時間

試験日 種目 試験時間
年2回(7月、12月)、日曜日又は祝日 学科試験及び実技試験 3時間
試験地
札幌市、仙台市、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟市、金沢市、静岡市、愛知県、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡県、熊本市、那覇市
お問合せ先
公益財団法人 日本医療保険事務協会
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-5-3 児谷ビル
TEL:03-3252-3811 FAX:03-3252-2233

受験するには(申込について)

 試験実施のつど、当協会HPの試験実施の案内をご確認いただき、その案内に従って所定の期日までにインターネットにより受験申込を行い、受験手数料を納入してください。
 なお、受験申込の操作マニュアルは当協会のHPを参照ください。

※第60回(2024.7)診療報酬請求事務能力認定試験の案内はこちら

合格された方や専門学校等教育機関からの声

 合格された方を対象にアンケート調査を行った回答の中から、次の意見を紹介します。

【合格された方】

《就職に関するもの》

  • 就職活動の強みになる。
  • 当試験合格が応募条件になっている求人もあるので、選択肢が増え有利になる。
  • 履歴書に記入でき、アピールポイントになる。
  • 実務経験はないが、当試験に合格していることで採用(評価)された。
  • 自信がつき就職活動に積極的になれる。

《処遇改善に関するもの》

  • ポストが改善された。
  • 昇給した。
  • 手当が付くようになった。
  • 契約社員(パート)から正社員になった。
  • 医療事務講座の講師を任されることになった。

《自己研鑽に関するもの》

  • 幅広い知識を習得できたことで、処理能力が向上し効率も上がった。
  • 自分の力(知識)に自信が持てるようになった。
  • 周囲の評価が高まった(信頼を得た)。

【専門学校等教育機関】

  • 医療事務で必要な点数表の読解力を身につけさせる上で重要な試験。
  • 受験資格は必要でなく、また、全国で統一された試験であり、指導校等に関係なく受験できるオープン試験として公正な評価が得られる。公的な資格としての性格を持っている。
  • 難易度が高く、実務能力が求められる試験。このため、資格取得者に対し医療機関の採用担当者からの評価が高い。
  • 医療事務資格の最高峰であり、医療事務のスペシャリストを養成するために必要な資格。
  • 医療機関側が資格の価値を評価し、医療機関の職員に取得を求めている資格。
  • この試験の資格取得から、病院経営の根幹となる診療報酬の尊さがわかり、アウトソーシングの形態をとる病院では管理監督者になれる要素となる。医事コン、オーダリンクシステム、電子カルテへも、この根本がわかることで評価できる。

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